ビルメン(設備管理)はたくさんの資格が求められる業界
不景気の影響かそれとも人気の職種になったのかは定かではありませんが、最近はビルメン(設備管理)の求人が増えてきています。
ビルメン(設備管理)は給料が少なく年収もそれほど多い業界ではありません。
しかし、個人の努力と頑張りで普通に給料が貰えると思いますので、あきらめずに努力することをお勧めします。
今回は、ビルメン(設備管理)の資格手当や種類について軽く書いてみたいと思います。
ビルメン(設備管理)の資格手当は給料に反映
ビルメン(設備管理)の仕事の給料が少ないのは本当のことです。
給料体系は、基本給・現場手当・夜勤手当・特殊手当・現場手当・交通費・資格手当・名義手当とビルメン(設備管理)会社によって違いますが、手当は大体こんな感じではないでしょうか?
ビルメン(設備管理)の基本給
ビルメン(設備管理)で働いていると、普通の会社員のように昇給はあまり見込めません。
ビルメン(設備管理)業界はひとつの現場に対する人員と予算が決まっているので、会社が利益を上げるためには人件費を少なくするしかありません。
会社によっては、10年働いても基本給が少ししか上がらない人も多いです。
ビルメン(設備管理)会社の基本給の額は、当然ながら会社によって違います。
基本給が10万円の会社もあれば、20万円の会社もあります。
基本給が10万円の場合は、現場手当や特殊手当といった形で7万円程度プラスされたりします。年間の賞与を少なくする為に、基本給が少ないこともあります。
ビルメン(設備管理)の基本給は、平社員で長く勤めてもアップすることはほとんどないと思っておいたほうが無難です。
ビルメン(設備管理)の資格手当
ビルメン(設備管理)会社で資格手当がある会社は、資格取得に前向きな会社です。
基本給が少なく総支給額が少ない場合などに資格手当でカバーすることができます。
ビルメン(設備管理)で働く人の中には、資格手当の為だけに必死で勉強して資格を取得する人も沢山います。
私が働いたビルメン(設備管理)会社では、資格一つにつき300円から30000円の支給がありました。
資格手当は、毎月の給料に加算されるので、頑張れば給料がアップします。
会社によっては基本給と同じ扱いになるので、残業単価がアップしたり休日出勤の単価がアップしたり良いこともあります。
資格取得を応援しているビルメン(設備管理)会社は資格10個まで資格手当を支給してくれたりもします。
ビルメン(設備管理) 資格手当の金額
ビルメン(設備管理)の資格手当の種類は日本一多いです。
ビルメン(設備管理)の仕事をする上で資格はとても重要です。
私の働いていたビルメン(設備管理)会社の資格手当を参考に書いていきます。
危険物乙種四類 | 500円 |
一級ボイラー技士 | 8000円 |
二級ボイラー技士 | 3000円 |
一種電気工事士 | 8000円 |
二種電気工事士 | 5000円 |
電験二種 | 30000円 |
電験三種 | 14500円 |
建築物環境衛生管理技術者 | 10000円 |
一種冷凍機械責任者 | 15000円 |
二種冷凍機械責任者 | 10000円 |
三種冷凍機械責任者 | 5000円 |
消防設備士乙種 | 1000円 |
消防設備士甲種 | 2500円 |
エネルギー管理士(電気) | 30000円 |
エネルギー管理士(熱) | 30000円 |
施設警備1級 | 15000円 |
施設警備2級 | 7500円 |
自衛消防 | 2000円 |
その他にもビルメン(設備管理)関係の資格手当はありましたが、ビルメン(設備管理)で働くにはこれくらいが妥当なところです。
ビルメン(設備管理)の資格手当の金額は一つだけの資格手当だと少なく感じますが、いくつも上位資格を持っていれば毎月3万円位にはなるはずです。
ビルメン(設備管理)で仕事するなら資格を取った方が良い
ビルメン(設備管理)に必要な資格は転職しても役立つ
ビルメン(設備管理)で必要な資格は先ほど書きましたが、他の業種でも役立つこともあります。
二種電気工事士や電験三種など、電気系の資格があればビルメン(設備管理)以外の仕事に就くときの武器にもなります。危険物乙種四類なんかは、ガソリンスタンドなどで働く際に有利です。
現在働いているビルメン(設備管理)会社を辞めて違うビルメン(設備管理)会社に移る際には、特に資格があるかないかで変わってきます。
毎月の資格手当も大切ですし、いざという時の為にも資格は取れるときに頑張って取得しておいたほうがいいと思います。